【活用ガイド】

JVNDB-2013-003793

Apache CXF の ストリーミング XML パーサにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apache CXF の ストリーミング XML パーサには、サービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache CXF 2.5.10 未満の 2.5.x
  • Apache CXF 2.6.7 未満の 2.6.x
  • Apache CXF 2.7.4 未満の 2.7.x

想定される影響

第三者により、(1) 要素 (element)、(2) 属性 (attribute)、(3) ネストされた構造 (nested construct) などの数が過度に多い巧妙に細工された XML を介して、サービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2160
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2160
更新履歴

  • [2013年08月21日]
      掲載
    [2013年11月12日]
      概要：内容を更新
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2013:1437) を追加

公表日2013/07/09
登録日2013/08/21
最終更新日2013/11/12