【活用ガイド】

JVNDB-2013-003787

Puppet および Puppet Enterprise における任意の Ruby クラスをインスタンス化される脆弱性

概要

Puppet および Puppet Enterprise は、信頼性のない YAML をデシリアライズするため、任意の Ruby オブジェクトをインスタンス化される、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 13.04
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
Novell
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 11 SP3
  • SUSE Linux Enterprise Desktop 11 SP2
  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3 for VMware
  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP3
  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2 for VMware
  • SUSE Linux Enterprise Server 11 SP2
Puppet
  • Puppet 2.7.22 未満の 2.7.x
  • Puppet 3.2.2 未満の 3.2.x
  • Puppet Enterprise 2.8.2 未満

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された REST API コールを介して、任意の Ruby オブジェクトをインスタンス化される、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian openSUSE project Puppet レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3567
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3567
更新履歴

  • [2013年08月21日]
      掲載
    [2013年10月28日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2715) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:1370) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (SUSE-SU-2013:1304) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1283) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1284) を追加