【活用ガイド】

JVNDB-2013-003774

pip における任意のファイルを上書きされる脆弱性

概要

pip には、任意のファイルを上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Python Software Foundation
  • pip 1.3 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、/tmp/pip-build テンポラリディレクトリ内のファイルへのシンボリックリンク攻撃を介して、任意のファイルを上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Python Software Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リンク解釈の問題(CWE-59) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1888
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1888
更新履歴

  • [2013年08月20日]
      掲載
    [2013年12月05日]
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-8193) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-8221) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-8166) を追加

公表日2013/01/25
登録日2013/08/20
最終更新日2013/12/05