【活用ガイド】

JVNDB-2013-003720

Microsoft Windows XP および Windows Server 2003 の Unicode スクリプトプロセッサにおける任意のコードを実行される脆弱性

概要

Microsoft Windows XP および Windows Server 2003 の Unicode スクリプトプロセッサの usp10.dll には、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。

マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Uniscribe フォント解析エンジンのメモリ破損の脆弱性」と記載されています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


マイクロソフト
  • Microsoft Windows Server 2003 SP2
  • Microsoft Windows Server 2003 (itanium) SP2
  • Microsoft Windows Server 2003 (x64) SP2
  • Microsoft Windows XP sp3 SP3
  • Microsoft Windows XP (x64) SP2

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された OpenType フォントを介して、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

マイクロソフト
  • Microsoft Security Bulletin : MS13-060
  • マイクロソフト セキュリティ情報 : MS13-060
富士通
  • 富士通 セキュリティ情報 : TA13-225A
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3181
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-225A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3181
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0035
  4. 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS13-059,060,061,062,063,064,065,066)(2013年08月14日)
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-225
  6. IPA 緊急対策情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(8月)
更新履歴

  • [2013年08月15日]
      掲載