【活用ガイド】

JVNDB-2013-003715

複数の Schneider Electric 製品における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Schneider Electric Vijeo Citect、CitectSCADA、PowerLogic SCADA には、XML 外部実体 (XXE) 問題に関連して、任意のファイルを読まれる、イントラネットサーバへ HTTP リクエストを送信される、またはサービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Schneider Electric
  • CitectSCADA 7.20 およびそれ以前
  • PowerLogic SCADA 7.20 およびそれ以前
  • Vijeo Citect 7.20 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、実体参照に関連する外部実体宣言を含む XML ドキュメントを介して、任意のファイルを読まれる、イントラネットサーバへ HTTP リクエストを送信される、またはサービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Schneider Electric
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2796
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2796
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-217-02
更新履歴

  • [2013年08月13日]
      掲載