【活用ガイド】

JVNDB-2013-003672

複数の Mozilla 製品におけるクロスサイトスクリプティングの脆弱性

概要

複数の Mozilla 製品は、FRAME 要素と履歴との間の対話処理を適切に処理しないため、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Mozilla Foundation
  • Mozilla Firefox 23.0 未満
  • Mozilla Firefox ESR 17.0.8 未満の 17.x
  • Mozilla SeaMonkey 2.20 未満
  • Mozilla Thunderbird 17.0.8 未満
  • Mozilla Thunderbird ESR 17.0.8 未満の 17.x

想定される影響

第三者により、前に訪れたドキュメントの相対パスの偽装に関する問題によって、クロスサイトスクリプティング攻撃を実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Mozilla Foundation
  • Mozilla Foundation Security Advisory : MFSA2013-68
  • Mozilla Foundation セキュリティアドバイザリ : MFSA2013-68
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. クロスサイトスクリプティング(CWE-79) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1709
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1709
更新履歴

  • [2013年08月08日]
      掲載
    [2013年10月29日]
      ベンダ情報：Debian (DSA-2735) を追加
      ベンダ情報：Debian (DSA-2746) を追加

公表日2013/08/06
登録日2013/08/08
最終更新日2013/10/29