【活用ガイド】

JVNDB-2013-003625

Siemens SCALANCE W700 シリーズのファームウェアにおける認証を回避される脆弱性

概要

Siemens SCALANCE W700 シリーズのファームウェアのコマンドライン管理インターフェースには、認証を回避され、任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SCALANCE W700 シリーズ ファームウェア 4.5.4 未満
  • SCALANCE W744-1
  • SCALANCE W744-1PRO
  • SCALANCE W746-1
  • SCALANCE W746-1PRO
  • SCALANCE W747-1
  • SCALANCE W747-1RR
  • SCALANCE W784-1
  • SCALANCE W784-1RR
  • SCALANCE W786-1PRO
  • SCALANCE W786-2PRO
  • SCALANCE W786-2RR
  • SCALANCE W786-3PRO
  • SCALANCE W788-1PRO
  • SCALANCE W788-1RR
  • SCALANCE W788-2PRO
  • SCALANCE W788-2RR

想定される影響

第三者により、(1) SSH または (2) TELNET 接続を介して、認証を回避され、任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4652
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4652
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-213-01
更新履歴

  • [2013年08月05日]
      掲載