【活用ガイド】

JVNDB-2013-003599

Apache Subversion におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apache Subversion には、サービス運用妨害 (FSFS リポジトリ破損) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Apache Software Foundation
  • Apache Subversion 1.6.23 未満
  • Apache Subversion 1.7.10 未満の 1.7.x
Canonical
  • Ubuntu 13.04
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
CollabNet, Inc.
  • Subversion 1.6.17
Novell
  • openSUSE 11.4

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ファイル名に含まれる改行文字を介して、サービス運用妨害 (FSFS リポジトリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Apache Software Foundation Canonical Debian openSUSE project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1968
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1968
更新履歴

  • [2013年08月01日]
      掲載
    [2015年08月11日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2014:0255) を追加