【活用ガイド】

JVNDB-2013-003442

Cisco ASA 5500-X IPS-SSP の Cisco Intrusion Prevention System ソフトウェアにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco ASA 5500-X IPS Security Services Processor ソフトウェアモジュールの Cisco Intrusion Prevention System (IPS) ソフトウェアには、サービス運用妨害 (Analysis Engine プロセスハングまたはデバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCue51272 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco ASA 5500-X シリーズ IPS Security Services Processor ソフトウェア (IPS SSP)
  • Cisco Intrusion Prevention System ソフトウェア 7.1(7p1)E4 未満
  • Cisco ASA 5585-X (Cisco IPS 7.1(7)E4 未満)

Cisco ASA 5500-X シリーズ IPS SSP ソフトウェアで稼働する Cisco IPS ソフトウェアバージョン 7.1(4)E4 から 7.1(7)E4 が、本脆弱性の影響を受けます。
詳細については、ベンダ情報をご参照ください。
想定される影響

第三者により、断片化された (1) IPv4 または (2) IPv6 パケットを介して、サービス運用妨害 (Analysis Engine プロセスハングまたはデバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1218
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1218
更新履歴

  • [2013年07月22日]
      掲載