【活用ガイド】

JVNDB-2013-003351

Apache HTTP Server 用 ModSecurity モジュールにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Apache HTTP Server 用 ModSecurity モジュールには、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、プロセスクラッシュ、およびディスクの消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


ModSecurity
  • ModSecurity 2.7.4 未満

想定される影響

第三者により、過度に大きな body および巧妙に細工された Content-Type ヘッダを含む POST リクエスト介して、サービス運用妨害 (NULL ポインタデリファレンス、プロセスクラッシュ、およびディスクの消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ModSecurity オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. NULL ポインタデリファレンス(CWE-476) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2765
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2765
更新履歴

  • [2013年07月17日]
      掲載
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-2765 Denial of Service(DOS) vulnerability in Apache HTTP Server) を追加