【活用ガイド】

JVNDB-2013-003336

Juniper Networks SRX1400、SRX3400、および SRX3600 上で稼働する Junos における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Juniper Networks SRX1400、SRX3400、および SRX3600 上で稼働する Junos は、イーサネットパケットのパディング中に使用されるメモリロケーションを適切に初期化しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を PR 829536 として公開しています。

本脆弱性は、CVE-2003-0001 と関連する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


ジュニパーネットワークス
  • Junos OS 10.4S13 未満の 10.4
  • Junos OS 11.4R7-S1 未満の 11.4
  • Junos OS 12.1R5-S3 未満の 12.1
  • Junos OS 12.1X44-D20 未満の 12.1X44
  • Junos OS 12.1X45-D10 未満の 12.1X45
  • SRX1400
  • SRX3400
  • SRX3600

想定される影響

第三者により、パケットデータを読み取られることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ジュニパーネットワークス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-4690
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-4690
更新履歴

  • [2013年07月16日]
      掲載

公表日2013/07/10
登録日2013/07/16
最終更新日2013/07/16