【活用ガイド】

JVNDB-2013-003314

Nagios Remote Plug-In Executor の nrpc.c における任意のシェルコマンドを実行される脆弱性

概要

Nagios Remote Plug-In Executor (NRPE) の nrpc.c には、不完全なブラックリストにより、任意のシェルコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Nagios Enterprises, LLC
  • Nagios Remote Plug-In Executor 2.14 未満

想定される影響

第三者により、bash によって処理された $() のシェルのメタ文字を介して、任意のシェルコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Nagios Enterprises, LLC Novell openSUSE project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1362
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1362
更新履歴

  • [2013年07月12日]
      掲載
    [2013年10月24日]
      CWE による脆弱性タイプ一覧:内容を更新