【活用ガイド】

JVNDB-2013-003293

Google Chrome の HTTPS の実装における脆弱性

概要

Google Chrome の HTTPS の実装は、ヘッダが \r\n\r\n (キャリッジリターン、ニューライン、キャリッジリターン、ニューライン)で終了されていることを確認しないため、不特定の影響を受ける脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Google
  • Google Chrome 28.0.1500.71 未満

想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、ヘッダの切り捨てを誘発されることで、不特定の影響を受ける可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Google
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2853
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2853
更新履歴

  • [2013年07月11日]
      掲載
    [2013年11月18日]
      ベンダ情報:Debian (DSA-2724) を追加