【活用ガイド】

JVNDB-2013-003227

IBM AIX および VIOS の TFTP クライアントにおけるファイル所有権の制限を回避される脆弱性

概要

IBM AIX および VIOS の TFTP クライアントには、RBAC が有効になっている場合、ファイル所有権 (file-ownership) の制限を回避され、任意のファイルを読み取られるまたは上書きされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM VIOS 2.2.2.2-FP-26 SP-02
  • IBM AIX 6.1
  • IBM AIX 7.1

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、ファイル所有権 (file-ownership) の制限を回避され、任意のファイルを読まれるまたは上書きされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3005
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3005
更新履歴

  • [2013年07月09日]
      掲載