【活用ガイド】

JVNDB-2013-003214

D-Bus の dbus/dbus-sysdeps-unix.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

D-Bus (別名 DBus) の dbus/dbus-sysdeps-unix.c の _dbus_printf_string_upper_bound 関数には、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 1.9 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


freedesktop.org
  • D-Bus 1.4.26 未満の 1.4.x
  • D-Bus 1.6.12 未満の 1.6.x
  • D-Bus 1.7.4 未満の 1.7.x

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたメッセージを介して、サービス運用妨害 (サービスクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian Fedora Project freedesktop.org Mandriva, Inc. openSUSE project オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2168
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2168
更新履歴

  • [2013年07月05日]
      掲載
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-2168 Input Validation vulnerability in DBus) を追加