【活用ガイド】

JVNDB-2013-003211

LibTIFF の tiff2pdf におけるスタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性

概要

LibTIFF の tiff2pdf の t2p_write_pdf_page 関数には、スタックベースのバッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


LibTIFF
  • LibTIFF 4.0.3 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、TIFF 画像ファイル内の巧妙に細工された画像の長さおよび解像度を介して、サービス運用妨害 (アプリケーションクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian Fedora Project LibTIFF Novell オラクル レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1961
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1961
更新履歴

  • [2013年07月05日]
      掲載
    [2013年12月06日]
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-7339) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-7369) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-7361) を追加
    [2014年01月08日]
      ベンダ情報：オラクル (Multiple Buffer Errors vulnerability in LibTIFF) を追加
    [2015年08月10日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2014:0223) を追加

公表日2013/04/16
登録日2013/07/05
最終更新日2015/08/10