【活用ガイド】

JVNDB-2013-003155

Cisco Email セキュリティ アプライアンスおよびコンテンツ セキュリティ管理アプライアンスデバイス上で稼働する AsyncOS におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Email セキュリティ アプライアンス、およびコンテンツ セキュリティ管理アプライアンスデバイス上で稼働する Cisco AsyncOS の Web フレームワークの IronPort Spam Quarantine (ISQ) コンポーネントには、サービス運用妨害 (サービスクラッシュまたはハング) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCzv25573、および CSCzv81712 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco AsyncOS 7.1.5-106 未満 (*1)
  • Cisco AsyncOS 7.3 (*1)
  • Cisco AsyncOS 7.5 (*1)
  • Cisco AsyncOS 7.6.3-019 未満の 7.6 (*1)
  • Cisco AsyncOS 7.9.1-102 未満(*2)
  • Cisco AsyncOS 8.0.0-404 未満の 8.0 (*2)
  • Cisco E メール セキュリティ アプライアンス
  • Cisco コンテンツ セキュリティ管理アプライアンス

*1:Cisco Email セキュリティ アプライアンスの影響を受けるバージョン
*2:Cisco IronPort セキュリティ管理アプライアンスの影響を受けるバージョン
想定される影響

第三者により、高頻度の TCP 接続試行を介して、サービス運用妨害 (サービスクラッシュまたはハング) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3386
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3386
更新履歴

  • [2013年07月01日]
      掲載