【活用ガイド】

JVNDB-2013-003110

IBM WebSphere Commerce Enterprise における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM WebSphere Commerce Enterprise は、店頭 Web リクエスト (storefront web request) に対して適切な暗号化アルゴリズムを使用しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • WebSphere Commerce Enterprise 5.6.x から 5.6.1.5
  • WebSphere Commerce Enterprise 6.0.x から 6.0.0.11
  • WebSphere Commerce Enterprise 7.0.x から 7.0.0.7

想定される影響

第三者により、特定の krypto パラメータの UTF-8 処理をターゲットとしたパディングオラクル攻撃、および不特定のブラウザアクセスまたはトラフィックログへのアクセスを介して、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0523
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0523
更新履歴

  • [2013年06月25日]
      掲載

公表日2013/06/14
登録日2013/06/25
最終更新日2013/06/25