【活用ガイド】

JVNDB-2013-003086

WordPress の wp-includes/class-phpass.php におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

WordPress の wp-includes/class-phpass.php には、パスワードで保護された投稿がある場合に、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


WordPress.org
  • WordPress 3.5.1

想定される影響

第三者により、特定の wp-postpass Cookie の巧妙に細工された値を介して、サービス運用妨害 (CPU 資源の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian WordPress.org
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 暗号の問題(CWE-310) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2173
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2173
  2. 関連文書 : WordPress 3.5.1, Denial of Service
  3. 関連文書 : wpscanteam/wpscan 3.5.1 DoS Issue #219
更新履歴

  • [2013年06月24日]
      掲載
    [2013年07月23日]
      ベンダ情報：WordPress.org (WordPress 3.5.2 Maintenance and Security Release) を追加
      ベンダ情報：WordPress.org (Version 3.5.2) を追加
      対策：内容を更新
    [2013年08月19日]
      ベンダ情報：Debian (DSA-2718) を追加

公表日2013/06/07
登録日2013/06/24
最終更新日2013/08/19