【活用ガイド】

JVNDB-2013-003057

Oracle Java SE の Java Runtime Environment における Serviceability に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE の Java Runtime Environment (JRE) には、Serviceability に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、および可用性に影響のある脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • JDK 7 Update 21 およびそれ以前
  • JRE 7 Update 21 およびそれ以前

以下の製品も本脆弱性の影響を受けます。詳細につきましては、各ベンダの提供する情報をご確認ください。

富士通製品:TA13-169A
IBM 製品:1642336
レッドハット製品:RHSA-2013:0963 および RHSA-2013:1060
想定される影響

第三者により、情報を取得される、情報を改ざんされる、およびサービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM Novell オラクル ヒューレット・パッカード レッドハット 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2460
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-169A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2460
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2013-2470等)
  4. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0030
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-169A
  6. 関連文書 : MGASA-2013-0185
更新履歴

  • [2013年06月19日]
      掲載
    [2013年06月21日]
      参考情報:JVN (JVNTA13-169A) を追加
      参考情報:US-CERT Technical Cyber Security Alert (TA13-169A) を追加
    [2013年06月26日]
      ベンダ情報:富士通 (Oracle Corporation Javaプラグインの脆弱性に関するお知らせ) を追加
      ベンダ情報:富士通 (TA13-169A) を追加
    [2013年07月04日]
      ベンダ情報:オラクル (jdk7u/jdk7u/jdk / changeset) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (Bug 975122) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0963) を追加
    [2013年07月29日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      ベンダ情報:IBM (1642336) を追加
    [2013年11月21日]
      影響を受けるシステム:内容を更新
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1060) を追加
      ベンダ情報:Novell (SUSE-SU-2013:1256) を追加
      ベンダ情報:Novell (SUSE-SU-2013:1257) を追加
    [2014年03月06日]
      ベンダ情報:ヒューレット・パッカード (HPSBUX02907 SSRT101241) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0957) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0958) を追加
      参考情報:関連文書 (MGASA-2013-0185) を追加