【活用ガイド】

JVNDB-2013-002920

Linux Kernel の arch/x86/kernel/cpu/perf_event_intel.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Linux Kernel の arch/x86/kernel/cpu/perf_event_intel.c は、パフォーマンスイベントサブシステムが有効になっている場合、不適切なビットマスクを指定するため、サービス運用妨害 (一般保護違反およびシステムクラッシュ) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.7 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.8.9 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、予約ビットの設定を試行されることで、サービス運用妨害 (一般保護違反およびシステムクラッシュ) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Linux レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2146
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2146
更新履歴

  • [2013年06月10日]
      掲載
    [2014年02月27日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1173) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1195) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1264) を追加