【活用ガイド】

JVNDB-2013-002895

Apple iOS における任意のアプリケーションのインストールを誘発される脆弱性

概要

Apple iOS は、iOS エンタープライズ配備のインストールダイアログに表示されるホスト名の決定の際に、リダイレクトに従わないため、任意のアプリケーションのインストールを誘発される脆弱性が存在します。

本脆弱性は、SyScan 2013 において発表されました。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


アップル
  • iOS 6.1.3

想定される影響

第三者により、信頼されたドメイン内部でのオープンリダイレクトの脆弱性を利用する download-manifest アクションの itms-services:// URL を介して、任意のアプリケーションのインストールを誘発される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3948
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3948
  2. 関連文書 : Mountain Lion/iOS Vulnerabilities Garage Sale
  3. 関連文書 : SyScan'13 Singapore - Day 2 (26th April 2013)
更新履歴

  • [2013年06月07日]
      掲載