【活用ガイド】

JVNDB-2013-002869

IBM Tivoli Netcool/System Service Monitors および Application Service Monitors におけるバッファオーバーフローの脆弱性

概要

IBM Tivoli Netcool/System Service Monitors (SSM) および Application Service Monitors (ASM) には、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.6 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Tivoli Netcool/Application Service Monitors 4.0.0 FP14 未満の 4.0.0
  • IBM Tivoli Netcool/Application Service Monitors 4.0.1 FP1 未満の 4.0.1
  • IBM Tivoli Netcool/System Service Monitors 4.0.0 FP14 未満の 4.0.0
  • IBM Tivoli Netcool/System Service Monitors 4.0.1 FP1 未満の 4.0.1

想定される影響

攻撃者により、以下のファイルに含まれた過度に長い行を介して、任意のコードを実行される、またはサービス運用妨害 (DoS) 状態にされる可能性があります。

(1) SSM Config ディレクトリ内の hrfstable.idx
(2) SSM Config ディレクトリ内の hrdevice.idx
(3) SSM Config ディレクトリ内の hrstorage.idx
(4) SSM Config ディレクトリ内の lotusmapfile
(5) メインエージェントディレクトリ (main agent directory) 内の .manifest.hive
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0508
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0508
更新履歴

  • [2013年06月06日]
      掲載

公表日2013/05/31
登録日2013/06/06
最終更新日2013/06/06