【活用ガイド】

JVNDB-2013-002863

Cisco TelePresence System Software におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco TelePresence System Software は、非アクティブの t-shell セッションを適切に処理しないため、サービス運用妨害 (メモリ消費およびサービス停止) 状態となる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCug77610 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.8 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco TelePresence System Software 1.10(0)(259) およびそれ以前

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、複数の SSH セッションを確立されることで、サービス運用妨害 (メモリ消費およびサービス停止) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1246
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1246
更新履歴

  • [2013年06月04日]
      掲載

公表日2013/05/29
登録日2013/06/04
最終更新日2013/06/04