【活用ガイド】

JVNDB-2013-002847

IBM Rational Directory Server で使用される IBM Eclipse Help System における重要な情報を取得される脆弱性

概要

IBM Rational Directory Server で使用される IBM Eclipse Help System (IEHS) には、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


IBM
  • IBM Rational Directory Server 5.1.1 から 5.1.1.2
  • IBM Rational Directory Server 5.2 から 5.2.1
  • IBM WebSphere Portal 6.1.0
  • IBM WebSphere Portal 6.1.5
  • IBM WebSphere Portal 7.0
  • IBM WebSphere Portal 8.0

想定される影響

第三者により、巧妙に細工されたパラメータパスによって、500 HTTP ステータスコードに関連付けられたデバッグ情報を読み取られることで、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

IBM
  • IBM Support Document : 1637151
  • IBM Support Document : 1670753
  • IBM Support Document : 1683486
  • IBM セキュリティー情報 : 1672780
  • IBM セキュリティー情報 : 1683578
  • IBM セキュリティー情報 : 1684178
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0599
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0599
更新履歴

  • [2013年05月30日]
      掲載
    [2014年06月04日]
      影響を受けるシステム：IBM (1670753) の情報を追加
      ベンダ情報：IBM (1670753) を追加
      ベンダ情報：IBM (1672780) を追加
    [2015年04月30日]
      ベンダ情報：IBM (1683578) を追加
    　ベンダ情報：IBM (1683486) を追加
    　ベンダ情報：IBM (1684178) を追加

公表日2013/05/16
登録日2013/05/30
最終更新日2015/04/30