【活用ガイド】

JVNDB-2013-002842

Red Hat livecd-tools における権限を取得される脆弱性

概要

Red Hat livecd-tools は、rootpw ディレクティブが Kickstart ファイルに設定されない場合、root ユーザに空のパスワードを設定するため、権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • Red Hat livecd-tools 13.4.4
  • Red Hat livecd-tools 17.17 未満の 17.x
  • Red Hat livecd-tools 18.16 未満の 18.x
  • Red Hat livecd-tools 19.3 未満の 19.x

想定される影響

ローカルユーザにより、権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Amazon.com, Inc. レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2069
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2069
更新履歴

  • [2013年05月30日]
      掲載