【活用ガイド】

JVNDB-2013-002841

libvirt のストレージプールマネージャにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libvirt のストレージプールマネージャ (storage pool manager) の remoteDispatchStoragePoolListAllVolumes 関数には、サービス運用妨害 (ファイル記述子の消費) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


レッドハット
  • libvirt 1.0.5

想定される影響

第三者により、「特定のプールにすべてのボリュームを一覧表示させる (to list all volumes for the particular pool) 」大量のリクエストを介して、サービス運用妨害 (ファイル記述子の消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Fedora Project libvirt.org Novell レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1962
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1962
更新履歴

  • [2013年05月30日]
      掲載
    [2013年07月02日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:0885) を追加
    [2013年12月06日]
      ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2013-8635) を追加
      ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2013-8681) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1895-1) を追加