【活用ガイド】

JVNDB-2013-002822

Siemens Scalance X200 IRT スイッチの Web インタフェースにおける任意のコマンドを実行される脆弱性

概要

Siemens Scalance X200 IRT スイッチのファームウェアに含まれる Web インタフェースは、認証がクライアントサイドの権限チェックに依存するため、任意のコマンドを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 8.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シーメンス
  • SCALANCE X200 IRT ファームウェア 5.1.0 未満
  • SCALANCE X200-4PIRT
  • SCALANCE X201-3P IRT
  • SCALANCE X201-3P IRT PRO
  • SCALANCE X202-2IRT
  • SCALANCE X202-2P IRT
  • SCALANCE X202-2P IRT PRO
  • SCALANCE X204IRT
  • SCALANCE X204IRT PRO
  • SCALANCE XF204IRT

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、任意のコマンドを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シーメンス
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3633
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3633
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-149-01
  3. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-169-01
更新履歴

  • [2013年05月29日]
      掲載
    [2013年06月25日]
      参考情報:ICS-CERT ADVISORY (ICSA-13-169-01) を追加