【活用ガイド】

JVNDB-2013-002777

複数の OpenStack 製品におけるアクセスを保持される脆弱性

概要

OpenStack Identity (Keystone) Folsom、Grizzly、および Havana は、Keystone v2 API を介してユーザを削除する場合、認証トークンをすぐに失効しないため、アクセスを保持される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


OpenStack
  • Openstack Keystone Folsom 2012.2.4
  • Openstack Keystone Grizzly 2013.1.1 未満
  • Openstack Keystone Havana

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、トークンを介して、アクセスを保持される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Fedora Project Novell OpenStack
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2059
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2059
更新履歴

  • [2013年05月23日]
      掲載
    [2013年07月03日]
      ベンダ情報:Novell (openSUSE-SU-2013:0949) を追加
    [2013年11月28日]
      ベンダ情報:Fedora Project (FEDORA-2013-8023) を追加