【活用ガイド】

JVNDB-2013-002734

Cisco WebEx Social のユーザ管理ページにおけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco WebEx Social のユーザ管理ページは、Screen Name (ハンドルネーム)、First Name (名前)、Middle Name (ミドルネーム)、Last Name (姓)、Email Address (電子メールアドレス)、および Job Title (職位) フィールドの値について、クライアント側の検証に依存するため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCue67190 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco WebEx Social 3.1(1) SR1、SR2、SR3
  • Cisco WebEx Social 3.1(0) SR1、SR2、SR3
  • Cisco WebEx Social 3.0(1)

上記以外のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

リモート認証されたユーザにより、巧妙に細工されたリクエストを介して、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1245
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1245
更新履歴

  • [2013年05月17日]
      掲載