JVNDB-2013-002686
|
複数の Microsoft Windows 製品のカーネルモードドライバの win32k.sys における権限昇格の脆弱性
|
複数の Microsoft Windows 製品のカーネルモードドライバの win32k.sys は、メモリ内のオブジェクトを適切に処理しないため、権限を取得される脆弱性が存在します。
マイクロソフトセキュリティ情報には、この脆弱性は「Win32k のウィンドウハンドルの脆弱性」と記載されています。
|
CVSS v2 による深刻度 基本値: 7.2 (危険) [NVD値]
- 攻撃元区分: ローカル
- 攻撃条件の複雑さ: 低
- 攻撃前の認証要否: 不要
- 機密性への影響(C): 全面的
- 完全性への影響(I): 全面的
- 可用性への影響(A): 全面的
|
|
マイクロソフト
- Microsoft Windows 7 (x32) SP1
- Microsoft Windows 7 (x64) SP1
- Microsoft Windows 8 for 32-bit Systems
- Microsoft Windows 8 for 64-bit Systems
- Microsoft Windows RT
- Microsoft Windows Server 2003 SP2
- Microsoft Windows Server 2003 (itanium) SP2
- Microsoft Windows Server 2003 (x64) SP2
- Microsoft Windows Server 2008 (x86) SP2
- Microsoft Windows Server 2008 (x64) SP2
- Microsoft Windows Server 2008 (itanium) SP2
- Microsoft Windows Server 2008 r2(x64) SP1
- Microsoft Windows Server 2008 r2(itanium) SP1
- Microsoft Windows Server 2008 (x86) SP2 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2008 (x64) SP2 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2008 r2(x64) SP1 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Server 2012
- Microsoft Windows Server 2012 (Server Core インストール)
- Microsoft Windows Vista SP2
- Microsoft Windows Vista (x64) SP2
- Microsoft Windows XP sp3 SP3
- Microsoft Windows XP (x64) SP2
|
Windows XP 以外の製品には、本脆弱性が存在しますが、マイクロソフトは既知の攻撃方法は既定の構成でブロックされると公表しています。
|
ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、権限を取得される可能性があります。
|
ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
|
マイクロソフト
富士通
|
- バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
|
- CVE-2013-1334
|
- JVN : JVNTA13-134A
- National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1334
- JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0023
- 警察庁 @police : マイクロソフト社のセキュリティ修正プログラムについて(MS13-037,038,039,040,041,042,043,044,045,046)(2013年05月15日)
- US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-134A
- IPA 緊急対策情報 : Microsoft 製品の脆弱性対策について(5月)
|
- [2013年05月16日]
掲載
[2013年05月21日]
ベンダ情報:富士通 (TA13-134A) を追加
|