【活用ガイド】

JVNDB-2013-002650

ClamAV の pdf.c におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

ClamAV の pdf.c には、サービス運用妨害 (out-of-bounds-read) 状態にされる脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 13.04
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 11.10
  • Ubuntu 10.04 LTS
ClamAV
  • ClamAV 0.97.1 から 0.97.7
アップル
  • Apple Mac OS X v10.6.8
  • Apple Mac OS X v10.7.5
  • Apple Mac OS X Server v10.6.8
  • Apple Mac OS X Server v10.7.5
  • macOS Server (旧 OS X Server) v2.2.2 未満 (Apple Mac OS X v10.8 以降)

想定される影響

第三者により、暗号化された PDF ファイルに含まれた巧妙に細工されたレングス値を介して、サービス運用妨害 (out-of-bounds-read) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical ClamAV Mandriva, Inc. openSUSE project アップル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2021
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2021
更新履歴

  • [2013年05月15日]
      掲載
    [2013年07月05日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0883) を追加
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0881) を追加
    [2013年10月09日]
      影響を受けるシステム:アップル (HT5880) の情報を追加
      影響を受けるシステム:アップル (HT5892) の情報を追加
      ベンダ情報:アップル (HT5880) を追加
      ベンダ情報:アップル (HT5892) を追加
      ベンダ情報:アップル (APPLE-SA-2013-09-17-1) を追加
      ベンダ情報:アップル (APPLE-SA-2013-09-12-1) を追加