【活用ガイド】

JVNDB-2013-002648

X.Org X Server における重要な情報を取得される脆弱性

概要

X.Org X Server には、新しいホットプラグデバイスを追加する際に、イベント入力のアクセスを適切に制限しないため、重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 2.1 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 11.10
  • Ubuntu 11.04
X.Org Foundation
  • X.Org X Server 1.13.4 未満
  • X.Org X Server 1.14.1 未満の 1.4.x

想定される影響

攻撃者により、tty からパスワードを読み取られるなど、重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Debian
  • Debian セキュリティ勧告 : DSA-2665
Fedora Project openSUSE project X.Org Foundation
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1940
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1940
更新履歴

  • [2013年05月15日]
      掲載
    [2013年07月02日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0878) を追加