【活用ガイド】

JVNDB-2013-002605

Invensys Wonderware Information Server における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Invensys Wonderware Information Server (WIS) には、任意のファイルを読まれる、HTTP リクエストをイントラネットサーバに送信される、またはサービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

本件は、XML 外部エンティティ (XXE) の問題に関する脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 9.3 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Invensys
  • Wonderware Information Server 4.0 SP1SP1
  • Wonderware Information Server 4.5- Portal
  • Wonderware Information Server 5.0- Portal

想定される影響

第三者により、エンティティ参照に関連した外部エンティティの宣言を含む XML ドキュメントを介して、任意のファイルを読まれる、HTTP リクエストをイントラネットサーバに送信される、またはサービス運用妨害 (CPU およびメモリ消費) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Invensys
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0686
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0686
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-113-01
更新履歴

  • [2013年05月10日]
      掲載

公表日2013/05/07
登録日2013/05/10
最終更新日2013/05/10