【活用ガイド】

JVNDB-2013-002564

Cisco Wireless LAN Controller デバイスにおけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco Wireless LAN Controller (WLC) デバイスは、終了した TELNET セッションのリソース消費を適切に対処しないため、サービス運用妨害 (TELNET の終了) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCug35507 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Wireless LAN Controller ソフトウェア 7.4(1.54) およびそれ以前
  • Cisco 2000 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco 2100 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco 2106 Wireless LAN Controller
  • Cisco 2112 Wireless LAN Controller
  • Cisco 2125 Wireless LAN Controller
  • Cisco 2500 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco 2504 Wireless LAN Controller
  • Cisco 4100 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco 4400 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco 4402 Wireless LAN Controller
  • Cisco 4404 Wireless LAN Controller
  • Cisco 5500 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco 7500 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco 8500 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco Airespace 4000 シリーズ Wireless LAN Controller
  • Cisco Wireless LAN Controller

想定される影響

第三者により、大量の TELNET 接続を行われ、それらを不適切に切断されることによって、サービス運用妨害 (TELNET の終了) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. その他(CWE-Other) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1235
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1235
更新履歴

  • [2013年05月07日]
      掲載

公表日2013/05/06
登録日2013/05/07
最終更新日2013/05/07