【活用ガイド】

JVNDB-2013-002480

libxml2 におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

libxml2 には、解放済みメモリの使用 (Use-after-free) により、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態になる、および任意のコードを実行される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


xmlsoft.org
  • libxml2 2.9.0

その他のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

攻撃者により、(1) htmlParseChunk および (2) xmldecl_done 関数を介して、サービス運用妨害 (クラッシュ) 状態にされる、および任意のコードを実行される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical GNOME Project openSUSE project オラクル
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. リソース管理の問題(CWE-399) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1969
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1969
更新履歴

  • [2013年04月30日]
      掲載
    [2013年05月21日]
      ベンダ情報:openSUSE(openSUSE-SU-2013:0729) を追加
    [2013年06月14日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1817-1) を追加
    [2013年07月02日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0945) を追加
    [2014年08月11日]
      ベンダ情報:オラクル (CVE-2013-1969 Resource Management Errors vulnerability in Libxml2) を追加