【活用ガイド】

JVNDB-2013-002476

Cisco UCS における KVM 認証を回避される脆弱性

概要

Cisco Unified Computing System (UCS) には、KVM 認証を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCts53746 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.5 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco UCS Infrastructure and UCS Manager ソフトウェア 1.0
  • Cisco UCS Infrastructure and UCS Manager ソフトウェア 1.1
  • Cisco UCS Infrastructure and UCS Manager ソフトウェア 1.2
  • Cisco UCS Infrastructure and UCS Manager ソフトウェア 1.3
  • Cisco UCS Infrastructure and UCS Manager ソフトウェア 1.4
  • Cisco UCS Infrastructure and UCS Manager ソフトウェア 2.0(2m) 未満の 2.x
  • Cisco UCS 6120XP-20 ポート ファブリック インターコネクト
  • Cisco UCS 6140XP-40 ポート ファブリック インターコネクト
  • Cisco UCS 6248UP 48 ポート ファブリック インターコネクト
  • Cisco UCS 6296UP 96 ポート ファブリック インターコネクト
  • Cisco UCS Integrated Management Controller

想定される影響

第三者により、Cisco Integrated Management Controller (IMC) への巧妙に細工された認証要求を介して、KVM 認証を回避される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な認証(CWE-287) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1186
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1186
更新履歴

  • [2013年04月26日]
      掲載