【活用ガイド】

JVNDB-2013-002460

Cisco ASA デバイスおよび Cisco FWSM 上で稼働する time-based ACL の実装におけるアクセス制限を回避される脆弱性

概要

Cisco Adaptive Security Appliances (ASA) デバイス、および Cisco Firewall Services Module (FWSM) 上で稼働する time-based ACL の実装は、time-range コマンド用の定期的なステートメントを適切に処理しないため、アクセス制限を回避される脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuf79091、CSCug45850 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 5.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco Adaptive Security Appliance ソフトウェア 8.4.6 およびそれ以前
  • Cisco Firewall Services Module (FWSM) 4.1.7 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、拒否期間中にネットワークトラフィックを送信されることで、アクセス制限を回避される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1195
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1195
更新履歴

  • [2013年04月25日]
      掲載