【活用ガイド】

JVNDB-2013-002442

Linux Kernel の net/tipc/socket.c における重要な情報を取得される脆弱性

概要

Linux Kernel の net/tipc/socket.c は、特定のデータ構造、および特定の長さの変数を初期化しないため、カーネルスタックメモリから重要な情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.9-rc7 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工された recvmsg、または recvfrom システムコールを介して、カーネルスタックメモリから重要な情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダ情報および参考情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-3235
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-3235
  2. 関連文書 : [linux-kernel] 20130414 Linux 3.9-rc7
更新履歴

  • [2013年04月23日]
      掲載
    [2013年06月13日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1837-1) を追加