【活用ガイド】

JVNDB-2013-002406

Schneider Electric の MiCOM S1 Studio におけるサービスまたは設定ファイルを変更される脆弱性

概要

Schneider Electric の MiCOM S1 Studio のインストーラルーチンは、実行ファイルに対して誰でも書き込みできる権限 (world-writable permissions) を用いるため、サービスまたは設定ファイルを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.6 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Schneider Electric
  • MiCOM S1 Studio

想定される影響

ローカルユーザにより、トロイの木馬の実行ファイルを介して、サービスまたは設定ファイルを変更され、その結果、権限を取得される、または、誤った保護リレーオペレーション (protective-relay operation) を誘発される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Schneider Electric
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0687
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0687
  2. ICS-CERT ADVISORY : ICSA-13-100-01
更新履歴

  • [2013年04月22日]
      掲載