【活用ガイド】

JVNDB-2013-002381

Oracle Java SE および JavaFX の Java Runtime Environment における JavaFX の処理に関する脆弱性

概要

Oracle Java SE および JavaFX の Java Runtime Environment (JRE) には、JavaFX に関する処理に不備があるため、機密性、完全性、可用性に影響のある脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-0402、CVE-2013-2414、および CVE-2013-2428 とは異なる脆弱性です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 10.0 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


オラクル
  • JavaFX 2.2.7 およびそれ以前
  • JDK 7 Update 17 およびそれ以前
  • JRE 7 Update 17 およびそれ以前

想定される影響

第三者により、情報を取得される、あるいは情報を改ざんされたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃が行われる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

オラクル ターボリナックス レッドハット 富士通
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報不足(CWE-noinfo) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2427
参考情報

  1. JVN : JVNTA13-107A
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2427
  3. IPA 重要なセキュリティ情報 : Oracle Java の脆弱性対策について(CVE-2013-2383等)
  4. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0021
  5. US-CERT Technical Cyber Security Alert : TA13-107A
更新履歴

  • [2013年04月22日]
      掲載
    [2013年06月17日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0757) を追加
    [2013年08月12日]
      ベンダ情報:ターボリナックス (TLSA-2013-2) を追加