【活用ガイド】

JVNDB-2013-002222

Cisco ASR 1000 シリーズルータの Cisco IOS XE におけるサービス運用妨害 (DoS) の脆弱性

概要

Cisco ASR 1000 シリーズルータの Cisco IOS XE には、ブリッジ ドメイン インターフェイス (BDI) が有効になっている場合、サービス運用妨害 (カードのリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCtt11558 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS XE 3.2 から 3.4.2S 未満の 3.4
  • Cisco IOS XE 3.5
  • Cisco IOS XE 3.6
  • Cisco ASR 1001 ルータ
  • Cisco ASR 1002 Fixed ルータ
  • Cisco ASR 1002 ルータ
  • Cisco ASR 1002-X ルータ
  • Cisco ASR 1004 ルータ
  • Cisco ASR 1006 ルータ
  • Cisco ASR 1013 ルータ

想定される影響

第三者により、カプセル化の処理の間、適切に処理されないパケットを介して、サービス運用妨害 (カードリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. パス・トラバーサル(CWE-22) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1167
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1167
更新履歴

  • [2013年04月15日]
      掲載