【活用ガイド】

JVNDB-2013-002161

NVIDIA 製ビデオカードのディスプレイドライバにバッファオーバーフローの脆弱性

概要

NVIDIA が提供するビデオカードの UNIX 向けディスプレイドライバには、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。

NVIDIA が提供するビデオカードの UNIX 向けディスプレイドライバには、"NoScanout" モードで X Window System を使用する際の ARGB カーソルの処理に問題があり、バッファオーバーフローの脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.1 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


NVIDIA
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ version 304.88 より前のバージョン
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ version 310.44 より前のバージョン
  • NVIDIA GPU ディスプレイドライバ version 313.30 より前のバージョン

詳しくは、開発者が提供する情報をご確認ください。
想定される影響

システムにログイン可能なユーザによって、任意のコードを実行されたり、サービス運用妨害 (DoS) 攻撃を受けたりする可能性があります。結果として、システムの root 権限を取得される可能性があります。
対策

[アップデートする]
開発者が提供する情報をもとに、最新版へアップデートしてください。
ベンダ情報

NVIDIA
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-0131
参考情報

  1. JVN : JVNVU#95651153
  2. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-0131
  3. US-CERT Vulnerability Note : VU#771620
更新履歴

  • [2013年04月10日]
      掲載