【活用ガイド】

JVNDB-2013-002086

Cisco IOS の IP Service Level Agreement 機能におけるサービス運用妨害 (デバイスリロード) の脆弱性

概要

Cisco IOS の IP Service Level Agreement (SLA) 機能内の General Responder の実装には、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる脆弱性が存在します。

ベンダは、本脆弱性を Bug ID CSCuc72594 として公開しています。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 7.8 (危険) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


シスコシステムズ
  • Cisco IOS 15.2
  • Cisco IOS XE 3.4.5S 未満の 3.1.xS から 3.4.xS
  • Cisco IOS XE 3.7.2S 未満の 3.5.xS から 3.7.xS

想定される影響

第三者により、巧妙に細工された UDP ポート 1167 への (1) IPv4 または (2) IPv6 IP SLA パケットを介して、サービス運用妨害 (デバイスリロード) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

シスコシステムズ
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1148
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1148
更新履歴

  • [2013年04月01日]
      掲載

公表日2013/02/08
登録日2013/04/01
最終更新日2013/04/01