【活用ガイド】

JVNDB-2013-002076

ISC DHCP におけるサービス運用妨害 (メモリ消費) の脆弱性

概要

ISC DHCP の libdns には、サービス運用妨害 (メモリ消費) 状態にされる脆弱性が存在します。

本脆弱性は、CVE-2013-2266 と関連する問題です。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.9 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム

4.2.0（4.1-ESV を含む）以前への影響はありません。

ISC, Inc.
  • ISC DHCP 4.2.5-P1 未満の 4.2.x

想定される影響

リモートのネームサーバにより、サービス運用妨害 (メモリ破損) 状態にされる可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

ISC, Inc.
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. バッファエラー(CWE-119) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-2494
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-2494
  2. IPA 重要なセキュリティ情報 : DNS サーバ BIND の脆弱性対策について(CVE-2013-2494)
  3. JPCERT 注意喚起 : JPCERT-AT-2013-0017
  4. JPRS : （緊急）BIND 9.xの致命的な脆弱性（過度のメモリ消費）について（2013年3月27日公開）
  5. JPNIC : JPNIC - ISC BIND 9に関する脆弱性について(2013年3月)
更新履歴

  • [2013年04月01日]
      掲載

公表日2013/03/26
登録日2013/04/01
最終更新日2013/04/01