【活用ガイド】

JVNDB-2013-002024

Moodle における任意の site-wide リポジトリを読まれる脆弱性

概要

Moodle は、WebDAV リポジトリの特権を適切に管理しないため、任意の site-wide リポジトリを読まれる、改ざんされる、または削除される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.5 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 低
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Moodle
  • Moodle 2.x から 2.1.10
  • Moodle 2.2.8 未満の 2.2.x
  • Moodle 2.3.5 未満の 2.3.x
  • Moodle 2.4.2 未満の 2.4.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、特定の読み取りアクセスを利用されることで、任意の site-wide リポジトリを読まれる、改ざんされる、または削除される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Debian
  • Debian Bug report logs : 703870
Fedora Project Moodle レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1836
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1836
更新履歴

  • [2013年03月27日]
      掲載
    [2013年12月19日]
      ベンダ情報：Debian (703870) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-4387) を追加
      ベンダ情報：Fedora Project (FEDORA-2013-4404) を追加
      ベンダ情報：レッドハット (Bug 927264) を追加

公表日2013/03/25
登録日2013/03/27
最終更新日2013/12/19