【活用ガイド】

JVNDB-2013-002011

複数の OpenStack 製品の v1 API における認証情報を取得される脆弱性

概要

OpenStack Glance Essex、Folsom、および Grizzly の v1 API は、Swift をシングルテナントで使用している、または Amazon S3 Store を使用している場合、location フィールドを返すため、オペレータのバックエンド側の認証情報を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 3.5 (注意) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): なし
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Amazon.com, Inc.
  • Amazon S3 Store
OpenStack
  • OpenStack Compute Folsom 2012.2
  • OpenStack Essex 2012.1
  • OpenStack Glance Grizzly v1
  • OpenStack Swift

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、キャッシュされたイメージへのリクエストを介して、オペレータのバックエンド側の認証情報を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical OpenStack レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 情報漏えい(CWE-200) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1840
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1840
更新履歴

  • [2013年03月27日]
      掲載
    [2013年04月26日]
      ベンダ情報：レッドハット (RHSA-2013:0707) を追加

公表日2013/03/15
登録日2013/03/27
最終更新日2013/04/26