【活用ガイド】

JVNDB-2013-002003

Linux Kernel の fs/ext3/super.c におけるフォーマットストリング攻撃の脆弱性

概要

Linux Kernel の fs/ext3/super.c は、printk 入力に関連した特定の状況で、関数に不正な引数を使用するため、フォーマットストリング攻撃を実行される、および権限を取得される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.2 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ローカル
  • 攻撃条件の複雑さ: 高
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): 全面的
  • 完全性への影響(I): 全面的
  • 可用性への影響(A): 全面的
影響を受けるシステム


Linux
  • Linux Kernel 3.8.4 未満

想定される影響

ローカルユーザにより、巧妙に細工されたアプリケーションを介して、フォーマットストリング攻撃を実行される、および権限を取得される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical Linux openSUSE project レッドハット
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1848
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1848
更新履歴

  • [2013年03月26日]
      掲載
    [2013年06月20日]
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1814-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1813-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1812-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1811-1) を追加
      ベンダ情報:Ubuntu (USN-1809-1) を追加
    [2013年06月28日]
      ベンダ情報:openSUSE (openSUSE-SU-2013:0925) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0928) を追加
    [2014年03月06日]
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:0829) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1026) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1051) を追加
      ベンダ情報:レッドハット (RHSA-2013:1080) を追加