【活用ガイド】

JVNDB-2013-001975

apt におけるパッケージを変更される脆弱性

概要

apt は、InRelease ファイルを適切に処理しないため、インストールの前にパッケージを変更される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 4.3 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 不要
  • 機密性への影響(C): なし
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): なし
影響を受けるシステム


Canonical
  • Ubuntu 12.10
  • Ubuntu 12.04 LTS
  • Ubuntu 11.10
Debian
  • apt 0.8.16
  • apt 0.9.7

その他のバージョンも影響を受ける可能性があります。
想定される影響

中間者攻撃 (man-in-the-middle attack) により、インストールの前にパッケージを変更される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Canonical
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 不適切な入力確認(CWE-20) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1051
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1051
更新履歴

  • [2013年03月25日]
      掲載

公表日2013/03/14
登録日2013/03/25
最終更新日2013/03/25