【活用ガイド】

JVNDB-2013-001941

Samba における任意のファイルを読まれる脆弱性

概要

Samba は、Active Directory ドメインコントローラとして構成されている場合、デフォルト以外の CIFS 共有に誰でも書き込みできる権限 (world-writable permissions) を設定するため、任意のファイルを読まれる、変更される、作成される、あるいは削除される脆弱性が存在します。
CVSS による深刻度 (CVSS とは?)

CVSS v2 による深刻度
基本値: 6.0 (警告) [NVD値]
  • 攻撃元区分: ネットワーク
  • 攻撃条件の複雑さ: 中
  • 攻撃前の認証要否: 単一
  • 機密性への影響(C): 部分的
  • 完全性への影響(I): 部分的
  • 可用性への影響(A): 部分的
影響を受けるシステム


Samba Project
  • Samba 4.0.4 未満の 4.x

想定される影響

リモート認証されたユーザにより、通常のファイルシステムへの操作を介して、任意のファイルを読まれる、変更される、作成される、あるいは削除される可能性があります。
対策

ベンダより正式な対策が公開されています。ベンダ情報を参照して適切な対策を実施してください。
ベンダ情報

Samba Project
CWEによる脆弱性タイプ一覧  CWEとは?

  1. 認可・権限・アクセス制御(CWE-264) [NVD評価]
共通脆弱性識別子(CVE)  CVEとは?

  1. CVE-2013-1863
参考情報

  1. National Vulnerability Database (NVD) : CVE-2013-1863
更新履歴

  • [2013年03月22日]
      掲載